アラフォーならぬアラフィフ文系女子が、超一流フリーランス翻訳者になるため、子育てや家事をしながら日々学習に全力投球!翻訳、仕事、特許、学習、子育て、日常などをブログに綴ります。
学習記録

学習記録(06/23/2018 – 06/29/2018)

ビデオ視聴

・TC0184_岡野の化学(184)
・TC0185_岡野の化学(185)
・TC0186_岡野の化学(186)
・TC0187_岡野の化学(187)
・TC0188_岡野の化学(188)
・TC0189_岡野の化学(189)
TC0190_岡野の化学(190)

・TP0059_橋元・物理基礎(58)
・TP0060_橋元・物理基礎(59)
・TP0061_橋元・物理基礎(60)
・TP0062_橋元・物理基礎(61)
・TP0063_橋元・物理基礎(62)

・2675_知識とテクニックとマインド
・2674_アルカンの命名法と質問力
・2671_この特許を読め!
・2670_特許明細書と図解解読法
・2669_AIに打ち勝つ勉強法はこれだ
・2676_特許翻訳と人工知能(1)
・0902_高校物理・学習のキモ

調べ物が芋づる式に…

岡野の化学・第4講「塩の加水分解」に入りました。本来であれば、もう少し多くビデオ視聴を消化するべきなのですが、体調を崩してしまったことで、学習スピードが落ちてしまいました。

体調管理は本当に重要です。自分の体調管理はもちろんのこと、子供の体調もきちんと管理しないと、平日小学校に行ってもらえず(実際に昨日、学校には行ったものの、授業中に体調が悪くなり、学校から迎えに来てほしいと呼び出されました)、結果自分の学習時間が減ることになります。できることなら、1日100時間くらいほしいです。

今回も、学習したキーワード「緩衝液、加水分解」による特許明細書の検索をしてみました。

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検索:要約:緩衝液加水分解 AND (全230件)
*酵素、バイオ、食品関係の明細書が多い(2000年以降の特許は、26件と少なめ)

(11)【公開番号】特開2012-187042(P2012-187042A)
(43)【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
(54)【発明の名称】ポリガラクツロナーゼ
(71)【出願人】
【識別番号】000000918
【氏名又は名称】花王株式会社

(57)【要約】
【課題】エンド型分解様式を示し、プロトペクチナーゼ活性を有し、常温で広いpH領域において安定で、食品工業用のみならず衣料用洗剤酵素としても有用なポリガラクツロナーゼ及びその製造法、並びに当該酵素を用いたモノ及びオリゴガラクツロン酸の製造法の提供。
【解決手段】下記の酵素学的性質を有するポリガラクツロナーゼ。
(1)作用:ポリガラクツロン酸、ペクチン及びプロトペクチンに作用し、ポリガラクツロン酸のα-1,4結合をエンド的に加水分解し、オリゴガラクツロン酸を生成する。
(2)最適反応pH:pH5付近(酢酸緩衝液
(3)最適反応温度:約50℃(酢酸緩衝液、pH5)
(4)分子量:約24000(ゲル濾過法)

【背景技術】
【0002】
ポリガラクツロナーゼは、一般にペクチナーゼとも呼ばれ、ポリガラクツロン酸(「ペクチン酸」とも称する)やペクチンを分解する加水分解酵素である。斯かるポリガラクツロナーゼは、その最適反応pHを酸性-弱酸性に有していることから、主に食品工業用酵素として用いられているが、衣料用洗剤酵素としての利用も試みられている(特許文献1~3)。
食品工業においては、一般的に作用pHの低い領域で効率良く働くポリガラクツロナーゼが必要とされるが、衣料用洗浄剤、繊維処理等に使用される場合には、界面活性剤、キレート剤等に対し安定であることが必要とされる。また、更に植物性繊維においてペクチン質は不溶性ペクチンであるプロトペクチンとして存在しているため、プロトペクチンを分解する能力(プロトペクチナーゼ活性)も有していることが好ましい。
【0003】
一方、ペクチン又はペクチン酸にポリガラクツロナーゼを作用させ生成されるオリゴガラクツロン酸には、大腸菌などに対する静菌作用や植物の対微生物防御反応を誘導する作用があるとされ、当該酵素を用いてオリゴガラクツロン酸をより効率よく製造する方法も検討されている(特許文献4)。
【0004】
ポリガラクツロナーゼには、作用様式がエキソ型のものとエンド型のものがあるが、メチルエステル化等の修飾を受けた基質に対する反応性が良い点から、洗剤酵素として使用する場合、エンド型のものが好ましい。エンド型のものはカビや植物由来のものが多く、例えば、至適pHが4で、分子量が36000のPEC-M1(シグマ社)、至適pHが5.5で、分子量が42000のPEC-M2(シグマ社)、また至適pHが4.5で、分子量が41000の糸状菌アクレモニウム・セルロリティカス由来のポリガラクツロナーゼ(特許文献5)が知られている。
しかしながら、常温での安定pH領域が狭かったり、プロトペクチナーゼ活性が低い等の問題があった。

【0014】
以上のとおり、本発明のポリガラクツロナーゼは、常温で広いpH領域において安定で、ポリガラクツロナーゼ活性、すなわちポリガラクツロン酸の加水分解活性を有する。当該ポリガラクツロナーゼ活性は、エンド型であり、ポリガラクツロン酸よりオリゴガラクツロン酸を生成する。
さらに、本発明のポリガラクツロナーゼは、不溶性天然ペクチンであるプロトペクチンに作用することから、不溶性ペクチンを基質としたペクチン分解物の製造、植物性繊維上のプロトペクチンに付着した汚れや、ケチャップ、ジャム等の不溶性ペクチン含量の高い食物の食べこぼしや染み汚れの除去に有効である。

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*参照

ペクチナーゼ
酵素英語名 Pectinase
EC Number EC 3.2.1.15 EC 4.2.2.10 EC 3.1.1.11

作用
ペクチナーゼは高等植物の細胞壁に含まれているペクチン質を分解する酵素群の総称である。ペクチン質はD-ガラクチュロン酸のα-1,4結合からなる多糖類である。大きくは、ガラクチュロン酸の重合体であるペクチン酸とカルボキシル基がメチルエステル化したペクチンに分類される。
ペクチナーゼは、主として3種類の酵素に分類できる。
1.ポリガラクチュロナーゼ ペクチン酸を加水分解する酵素
2.ペクチンリアーゼ    (ペクチンを脱離反応で分解する酵素)
3.ペクチンエステラーゼ  (ペクチンのメチルエステル結合を分解する酵素)
市販のペクチナーゼ酵素にはこれらの酵素が混在して含まれている。また、一般にはセルラーゼを含んでいる。

用途
果実の成熟中に、細胞壁及び中葉に存在する水不溶性のペクチン質は水可溶性に変化される。水可溶性ペクチン質は、高分子で粘性に富むとともに果汁中の混濁物質を包み込み、このために果汁は混濁する。ペクチナーゼでペクチン質を分解することにより、清澄果汁を製造できる。また、ろ過性が改善され、搾汁率の向上や工程時間の短縮が図れる。

http://www.amano-enzyme.co.jp/jp/enzyme/17.html

endo 型酵素
高分子の内部を分解する酵素。
一般に高い基質特異性を示す。

exo 型酵素
分子を端から分解する酵素。
一般にあまり基質特異性は高くない。

基質特異性
特定の構造を持つ基質に対してのみ触媒作用を示すこと。

EC(Enzyme Commission)番号:国際生化学連合によってつけられている

http://www.yakugaku-tik.com/home/sheng-hua-xuematomemashita-2/2-2-jiao-su/1-jiao-su-fan-yingno-te-xing

プロトペクチン
英:protopectin

: any of a group of water-insoluble pectic substances occurring in plants and yielding pectin or pectinic acids on hydrolysis — called also pectose

https://www.merriam-webster.com/medical/protopectin

プロトペクチナーゼ
英:protopectinase

: an enzyme that accelerates the change of protopectin into soluble pectin or pectinic acids with the resultant separation of plant cells from one another

https://www.merriam-webster.com/dictionary/protopectinase

ガラクツロン酸
英:galacturonic acidα-D-グルクロン酸のハース投影式

ガラクトースが酸化されたウロン酸
分子式 C6H10O7
分子量 194.14

天然にはD体のみが存在し、重合体であるポリガラクツロン酸はペクチンの主成分として知られる
単独での生化学的な役割は知られていないが、多糖の構成成分として植物に広く存在する。
ポリガラクツロン酸の酸加水分解、またはポリガラクツロナーゼによる分解で得られる

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%AD%E3%83%B3%E9%85%B8

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発明の名称のとおり、「ポリガラクツロナーゼ」についての特許明細書です。背景技術を読むことで、ポリガラクツロナーゼとは何かがだいたい分かりますし、これまでのポリガラクツロナーゼには問題点(常温での安定pH領域が狭かったり、プロトペクチナーゼ活性が低い等)があったことが分かります。

(57)【要約】と【0014】から、この発明でポリガラクツロナーゼがどのように改良され(常温で広いpH領域において安定、ポリガラクツロン酸の加水分解活性あり、エンド型、不溶性天然ペクチンであるプロトペクチンに作用)、どのような有用性(不溶性ペクチンを基質としたペクチン分解物の製造、植物性繊維上のプロトペクチンに付着した汚れや、ケチャップ、ジャム等の不溶性ペクチン含量の高い食物の食べこぼしや染み汚れの除去に有効)を得ることができたのかが分かります。

…と、大まかな流れは理解できるのですが、バイオ(酵素)の知識が少なすぎて、特許明細書の詳細を追っていくまでには至りません。いくつか言葉を調べてみたのですが、その言葉からまた分からない言葉が見つかり…と、どんどん芋づる式に調べていくことになります。

これをまとめるには、Xmind Proでマッピングするのが一番いいのかなと思うのですが、今現在この深掘りを進めるべきなのか…。酵素に関してはとても興味がありますが、得意としたい分野とは離れているようなので、ここは後回しにし、岡野と橋本を優先して学習しようかと考えています。

それにしても、これまでに「後回し」にした項目が山ほどあります。学習をおろそかにしている気分になり、ちょっと辛いですね。

勉強自体は、本当に楽しいです。ネタも無限大に存在していますし、これからもドンドン勉強していきます!

今日の一言

The best way to predict your future is to create it.

(Abraham Lincoln)

 

 

 

 

 

 

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