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学習記録

学習記録(10/21/2018 – 10/27/2018)

ビデオ視聴

・2792_人工知能を超えるために(6)
・2793_人工知能を超えるために(7)
・2794_人工知能を超えるために(8)
・2796_人工知能を超えるために(9)
・22801_人工知能を超えるために(10)【最終回】
・2788_レバレッジ2.0(予告)
・2797_健康管理 ・22803_失敗の科学(1)
・2804_失敗の科学(2)【完】
・2799_AI翻訳なんか怖くない
・2805_GAFA
・次世代の生き残り戦略
・2806_訳語確定フィルター

和佐・木坂ラジオ

・193「復活!木坂さん大丈夫だったの?って話を  聞いてたら人間のストレスの許容量の話になったぞSP」

対訳

・露光装置関連

その他

半導体・リソグラフィ関連の書籍読み ・日本語明細書読み

elementは「要素」だけではない

写真をパッと見ただけで、これが何なのかわかりますか?

 

 

お恥ずかしながら、自分にはわかりませんでした。

答えは、圧電素子(ピエゾ素子)です。

 

ここからのお話は、今回の違和感と、検索で得た知識です。

【原文】

In an embodiment, the projection system PS further comprises a lens holder for holding each optical element and actuators (such as piezo-elements) for controlling the position (e.g., position in the vertical direction, i.e., along the z-axis) and orientation (e.g., tilting in the Rx- and Ry-directions).

【公開訳文】

一実施形態において、投影システムPSは更に、各光学要素を保持するためのレンズホルダと、位置(例えば垂直方向のすなわちz軸に沿った位置)及び向き(例えばRx方向及びRy方向の傾き)を制御するためのアクチュエータ(圧電要素等)を備えている。

 

この圧電要素」という用語ですが、特許情報プラットフォームで検索したところ、特許明細書に全くないわけではありませんでした。

村田製作所が使っている例もありました。

しかし、piezo-elementsは、一般的に「圧電素子」や「ピエゾ素子」と使われていることが多いと思います。

 

ということで、今回も裏取り作業開始です。

 

圧電素子

圧電素子(あつでんそし)とは、圧電体に加えられた力を電圧に変換する、あるいは電圧を力に変換する、圧電効果を利用した受動素子で、英: piezoelectric element の読みから俗に ピエゾ素子ともいわれる。水晶振動子も圧電素子の一種であるが、別扱いにされることが多く、水晶より安価な材質を使ったものを指して圧電素子と呼ぶことが多い。アクチュエータ、センサとしての利用の他、アナログ電子回路における発振回路やフィルタ回路にも用いられている。

 

圧電要素」を、特許情報プラットフォームで全文検索をしたところ、ヒットした数が1165件。

そのうち、ほぼ100%が海外企業の出願でした。

ということは、原文は英語などの別の言語で、和訳していることになります。

多くの翻訳者がpiezo-elementsを見て、圧電素子ではなく圧電要素としてしまったのは、elementを要素と訳すことが多いからでしょうか。

 

ちなみに、Googleで検索すると、圧電素子だと302,000 件、ピエゾ素子で171,000 件 、一方圧電要素は458件です。

富士セラミックス社サイト上でも、「圧電素子製品」が使用されているので、やはり圧電要素はうまい訳ではないんじゃないか、と思います。

 

今日で、子供関連のイベントなどが一通り終わりました。

来週からは、もう少し勉強に時間が割けるはずです。

病気などせず、学習を続けられるように、体調管理にも注意したいと思います。

 

 

今日の一言

A man is but a product of his thoughts.
What he thinks he becomes.

Mahatma Gandhi

 

 

 

 

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